5番目の季節

空が落ちる季節になったら

逢いましょう


いつだったか

そんな約束をしたのです


春でもなく

夏でもなく

秋でもなく

冬でもなく

空が落ちる季節になるのを

罪深くも待ちわびたものでした


雲予報士という仕事についたのも

そのためです

空が落ちる季節の訪れを

誰よりもはやく知ることができるから


だけど

約束は果たされないまま

小さな青い星は回り続けています


壊れかけたままで

回り続けているのです